オーストリア料理の『 グーラッシュ 』は見た目ビーフシチューによく似ています。ただ濃厚でドッシリとした味ではなく、メインの牛肉にパプリカが爽やかに効いた比較的さっぱりとしたシチューです。
季節の野菜を添えても良し。メインの牛肉を食べ尽くしたらソーセージを入れても良し。その旨味の凝縮されたスープを堪能してください。葡萄舎ではサイラーさんのパンをお勧めしてますが、自宅ならお米も充分アリですよ(笑)

Gulasch
グーラッシュ
グーラッシュぼらぼら
ハンガリー発祥の料理で近隣であるオーストリアやドイツ南部、スイスに広がった。ハンガリーでは グヤーシュ と呼ばれ農作業の合間にとる昼食で大鍋で炊き出しの様に外で作るスープ料理が起源。ハンガリーでは食事にほぼ必ず添えられるスープで、どことなく待遇は日本の味噌汁みたい(笑)
一方、ドイツの南部・オーストリア・スイスへと広がった グヤーシュ は『 グーラッシュ 』と呼ばれ、スープよりもシチューに近い料理に変化。
牛肉とパプリカパウダーを主な材料とし、玉ねぎ・ニンニクなどの材料を鍋で溶かしたラードで炒め、牛肉を投入。焦げ目が付いたらジャガイモ・水・トマトを加え煮込む、差牛肉が柔らかくなったら塩・胡椒で味を調え完成。
メインのお肉は豚肉や羊肉・そのウィンナーでもOK。ヨーロッパに広く広がった グヤーシュ はお肉の種類・大きさなど様々。変わらないのはお肉の汁物料理で、パプリカパウダーが決め手という程度である。
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